S1-EP1:A Study in Pink - ピンク色の研究

【粗筋】

ロンドンで服毒による自殺事件が相次いで発生する。被害者には何の繋がりもなく、無理に薬を飲まされた形跡もないが、明らかに何かがおかしい。スコットランド・ヤードのレストレード警部補は、一連の自殺が連続殺人事件ではないのかと記者達に問い詰められ答えに窮する。その時、一斉に記者達の携帯に「間違っている!」とテキストメッセージが送られてきた。

英国陸軍軍医としてアフガニスタンのカンダハールにいたジョン・ワトソンは、戦地で心と身体に深い傷を負い、ロンドンへ戻って来た。戦争のPTSDによって、彼の右足はうまく動かない(怪我をしたのは足ではない)。聖バーソロミュー病院で以前一緒だったマーク・スタンフォードに、ジョンは1人の風変わりな男性を紹介された。自己紹介もしないうちから「アフガニスタン?それともイラク?」といきなり尋ねてジョンを面食らわせたこの若者はシャーロック・ホームズと名乗り、彼はさっさとジョンをフラットメイトに決めつけてしまった。

翌日、彼のフラットを見に行ったジョンは、スコットランド・ヤードのレストレード警部補がシャーロックに連続自殺事件の話をしにやって来たことに驚く。どうやらこのシャーロック・ホームズという若者は非公式に警察の捜査に協力しているようだ。戦地で嫌と言うほど、一生で十分すぎるほどの凄惨な死体を見てきたジョンだったが、「もっと見たいか?」とシャーロックに誘われて一も二もなく彼の後に続いた。最新の遺体発見場所へ向かうタクシーの中で、ジョンはシャーロックの飛び抜けた観察眼と鋭い推理力に感銘を受ける。気味悪がられることはあっても、絶賛されたことのなかったシャーロックは嬉しさを隠しきれなかった。

4人目の自殺者は、床にあるダイイングメッセージを書き残していた。ピンクで統一された彼女の出で立ちから、シャーロックは彼女の職業、不幸な結婚生活、住んでいる場所などを手品のように解き明かしていく。あまりにスラスラと彼が説明するので、レストレード警部補は抗議の声すら上げかけるが、シャーロックの説明にはすべて根拠があり、警部補も納得せざるを得ない。途中、彼女のスーツケースがなくなっていることに気がついたシャーロックは、絶対にスーツケースがあるはずだと言い張り、ヒントは「ピンクだ!」と叫びを残してどこかへ行ってしまう。

シャーロックに置いてけぼりにされたジョンは、「シャーロック・ホームズに近づくな」とスコットランド・ヤードのドノヴァン巡査部長に警告を受け、1人帰途に就く。途中、ジョンは街中に設置されているCCTVによって行動を監視されていることを告げられ、黒塗りの車でどこかへ連れて行かれた。車から降りるとそこには1人の長身の男がおり、ジョンは「シャーロックとどんな関係だ?」と問い質される。ジョンのカウンセリングの話まで知っているその男は、自分はシャーロック・ホームズの宿敵だと名乗り、シャーロックをスパイすることを求めてくる。ジョンは報酬額すら聞かずにその要求を拒絶し、踵を返す。「勇敢な兵士だ」とジョンを称したその男は、ジョンの左手が震えなくなった事を指摘し、ジョンは戦地の記憶に苦しめられているのではない、と言い出した。「シャーロックと歩けば、君が見るのは戦場だ。君は戦場を恋しがっているのだよ」。ジョンの個人情報をすべて知っている男は言う。「戦場へおかえり、ドクター・ワトソン」

不気味な男は片手に持ったこうもり傘を振り回しながらジョンの前から去って行った。「今すぐベイカーストリート221Bへ来い。危険かもしれない」と続けざまにテキストメッセージを送って来たシャーロックに急かされ、ジョンはホテルに寄って愛銃を取り出してから221Bへ急ぐ。

部屋に入ると、シャーロックはニコチンパッチを3枚腕に張り付けてソファに寝そべり、考え事をしていた。ロンドンの反対側からやって来たのに?と不愉快に思うジョンは、なぜか自分の携帯でシャーロックから犯人へのメッセージを送信させられる。何が起きているのか分からないジョンだったが、シャーロックが取り出したピンクのスーツケースを見てやっと話が見えてきた。遺体発見場所になかった被害者のスーツケースを、シャーロックはあの後探し出して持って帰って来たのだ。被害者の携帯電話が遺体にもスーツケースにもなかったことから、シャーロックは犯人がそれをまだ持っていると考え、犯人を呼び出すためにジョンにメッセージを送らせた。すぐに食いついてきた犯人と退治するため、シャーロックはジョンと共に待ち合わせ場所へ向かう。

シャーロックが犯人に指定した場所は、シャーロックが数年前殺人罪を晴らし、もともとの強盗罪だけにしてやったアンジェロが切り盛りするダイナーの正面だった。ジョンに食事を勧め、待ち合わせ場所を監視するシャーロック。アンジェロはなぜかジョンをシャーロックの恋人扱いし、ジョンは「デートではない」と訂正するがムードが出るよう机にキャンドルまで置かれてしまった。ジョンはシャーロックへのスパイを持ちかけてきた男の話をまた持ち出し、「普通の人は<天敵>なんて持たない」と言う。だったら何を持つんだ?とシャーロックは問い返し、友達や恋人…とジョンは答える。シャーロックは「つまらない」と取り付く島がなかった。「ガールフレンドはいないのかい?」と聞いたジョンにシャーロックは「僕の領域じゃない」と面倒くさそうに答える。「じゃ、ボーイフレンドは?悪くないよね」「ボーイフレンド?悪くないね」「じゃぁ…」「ボーイフレンドもいないよ」「そうか…ok。じゃ、僕と同じだな。誰もいない」。微妙な間合いにシャーロックは言う。「ジョン、僕は仕事と結婚したつもりだ。誰も探していないから」「いや、いいんだ。全然問題ないって言いたかっただけだ」「そうか…ありがとう」。

犯人に指定した場所に、1台のタクシーがやってきた。タクシーはすぐに発車してしまったが、ロンドン市内の地図(どこが一方通行で、どこが直進のみかまで)が頭に入っているシャーロックは、タクシーを捕まえられる経路を弾きだすとジョンを連れて一直線にそこへ向かった。小道を入り、屋根を飛び越えるシャーロックに、ジョンは時々足がすくみそうになりながら必死で付いていく。杖なしでは歩けなかったジョンの右足はいつのまにか全く問題なく動くようになっていた。かなり無茶な経路でタクシーに追いついたシャーロックは、警察だと名乗って後部客席を開けるが、そこに乗っていたのはロサンゼルスから来たばかりのただの観光客だった。事件発生時カリフォルニアにいた人間に殺人は犯せない。シャーロックは「ロンドンへようこそ」と言ってその場を去る。

それ以上の犯人追跡は諦めて221Bに帰るシャーロックとジョン。息を切らせて廊下に背を預けるシャーロックはハドソン夫人に「ジョンが上の階の部屋を使います」と伝える。何を根拠に?とジョンが驚くと、シャーロックは扉を叩く男が、と答えた。タイミングよくノックされた玄関ドアを開けると、そこにはジョンが置き忘れた杖を持ったアンジェロが立っていた。「シャーロックにメッセージをもらって。置き忘れていましたよ」。ジョンは自分が杖なしで駆け回れるようになっていたことに改めて気が付いた。

奥から出てきたハドソン夫人は、警察がシャーロック達の部屋に入ったとオロオロしている。慌てて階段を駆け上がったシャーロックは、そこにレストレード警部補とドノヴァン巡査部長、アンダーソンをはじめとする鑑識チームを見つけた。何をしているんだと問うシャーロックに「麻薬捜査」とレストレード警部補はしれっと答える。「この男が麻薬ですか?」ジョンはありえないと言いたげに反論するが、シャーロックはただ「ジョン、黙って」と言うだけだった。レストレード警部補は、シャーロックが握ったままの情報を求めて彼らの部屋に来たのだ。ドノヴァン巡査部長は電子レンジに入っていた人間の目玉に驚き、アンダーソンはピンクのスーツケースを持っている=シャーロックが犯人だ、と言いだす。レストレードは、<レイチェル>が被害女性が14年前に死産した娘であることをシャーロックに伝える。

なぜ、今頃になって<レイチェル>と書き残したのか。「死にそうになったら、殺されそうになったら、最後の数秒になんと言う?」尋ねるシャーロックにジョンは答えた、「神よ、私を生かしてください」。「想像力を使えよ!」と苛立つシャーロックに「僕には必要ない」とジョンは答える。アフガニスタンで死線を潜り抜け、重傷を負ったジョンに、今際の際の言葉を想像する必要などない。

14年も前に死産した娘の名前を、なぜ苦しみの中で痛い思いをしながらジェニファー・ウィルソンは書き残したのか。イライラと考えるシャーロックは、全員に「話すな、動くな、呼吸をするな!」と八つ当たりする。アンダーソンに至っては「通りのIQを下げるんだから後ろを向け」とまで言われる。アンダーソンは反論しようとするが、シャーロックの頭脳が必要なレストレードは敢えてシャーロックの無茶な要求を呑み、シャーロックが糸口を掴むのを待つ。と、シャーロックは<レイチェル>が何を意味するのかに突然気づき、満面の笑みを浮かべた。

「被害者は賢い。君達よりもよっぽど」室内の人間をバカにしたようにシャーロックは感動する。「分からないか?レイチェル、レイチェルだよ!」レストレードもジョンも、シャーロックがいきなり何を言い出したのか全く掴めなかった。「レイチェルは名前じゃないんだ。君達、そんなに空っぽな頭で…」と嘲るシャーロックにジョンは聞く、「レイチェルは何なんだ」。

<レイチェル>は、被害者女性のスマートフォンサイトに入るためのパスワードだった。ピンクのスーツケースのタグに書かれたメールアドレスをジョンに読み上げさせ、シャーロックは彼女のスマートフォン専用Webサイトにログインした。彼女の携帯にはGPSが付いているので、携帯の在り処を突き止めればそこがそのまま犯人の居場所となる。なかなか表示されないGPS情報にシャーロックがイラついていると、ハドソン夫人がシャーロックに呼ばれたタクシーが到着したと声をかけてきた。シャーロックはタクシーなど呼んだ覚えはない。その時、GPS画面が携帯がベイカーストリート221Bにあることを表示する。

探し求めていた被害者の携帯は、この部屋にあるのか?シャーロックが気付かずに持ってきて落としたのか?狐につままれたように騒ぎになる中、シャーロックはハドソン夫人の後ろに控えるタクシー運転手(Cabbie)の存在に気がついた。ポケットからピンクのカバーがかけられたスマートフォンを取りだした運転手がそれを操作すると、シャーロックの携帯にテキストメッセージが届く。そこには「ついて来い(Come with me)」と書かれていた。

・誰にも疑われず被害者達を拉致することができる人間
・都会のど真ん中で目立たずに被害者達を狩ることができる人間

この条件にタクシー運転手がぴったりと当てはまることに気付いたシャーロックは、外の空気を吸いに行くと言って階段を駆け降りる。タクシー運転手は外でシャーロックが出てくるのを待っていた。運転手は言う。「自分は誰も殺していない。彼らとただ<話した>だけだ。警察を呼びたいなら呼べばいい、抵抗せずについて行く。けれど、そんなことをしたら、自分が彼らと何を話したのは永遠の謎だ」

運転手は、シャーロックが何が起きたか知りたがっていることを見抜いていた。真実が知りたいなら車に乗れ。そう言われたシャーロックは、その誘いに応じる。彼がタクシーに乗って行ってしまった事をジョンが報告すると、ドノヴァンは勝手な行動をするシャーロックに怒り、ここにいても時間の無駄だとレストレードに抗議した。鍵を握るシャーロックが不在では、221Bにいても仕方がない。レストレードは撤収を告げる。シャーロックがどこに行ったのか分からないのか?と尋ねるジョンに、「奴と5年知り合って5年経つが、さっぱり分からない」とレストレードは答えた。なぜ、シャーロックと一緒にいるのか?と重ねて聞かれ、レストレードは答える。「シャーロックはとても優秀な男だ。そしてもし運が良ければ、彼はいつか良い人物になるかもしれない」。

シャーロックがタクシーに乗って姿を消してしまってから、ジョンは犯人が持っている被害者の携帯に電話をかけていたが、呼び出し音が鳴り続けるだけで応答はない。シャーロックがどこに向かったのか、ジョンは再びGPS検索をかけ、自分も彼を追うことに決めた。

タクシーの後部座席で、シャーロックはじっくりと運転手を観察する。間もなくタクシーはどこかに到着した。ここはどこだと尋ねるシャーロックに、「全ての地図が頭に入っているんだから分かっているはずだ」と運転手は答える。運転手はシャーロックをRoland-Kerr Further Education Collegeへ連れて来ていた。タクシー運転手は夜中に開いている建物に詳しい。運転手はシャーロックに銃を突きつけて彼を校舎の中に入らせる。

警察やハドソン夫人の目前からシャーロックを連れ去ったのはリスクが高すぎるのでは?と問うシャーロックに、タクシー運転手は笑った。「これがリスクだ」と1錠のカプセルが入った小さなガラス瓶を取り出し、彼は話し始める。シャーロックの大ファンであること、世の中バカばっかりで退屈な事。運転手は先に出したものと全く同じカプセル入り瓶をもう1つ取り出し、「どちらが良い瓶で、どちらが悪い瓶か」と言いだす。運転手はどちらが毒かを知っているため、シャーロックが選ばなかった方を取り、2人同時にそれを口にすると言うのだ。運転手が4人にやらせた事。それは2つの瓶のうちの1つを選ばせることだった。

天才を自称する運転手は、命を賭けたこのゲームをシャーロックと遊べる事を喜ぶ。ゲームではなく可能性の問題だとシャーロックは言うが、彼は取り合わない。今まで4回とも、彼は毒に当たらなかったからだ。自分と勝負しろという運転手に、シャーロックは自分の番だと言って彼について話し始めた。

左耳の下にシェイビング・クリームが付いたままになっていることから、運転手は独り暮らし。運転席に飾ってあった子供の写真は、額縁は新しいが写真自体は古い。一緒に写っている母親は切り取られている。そのことから、離婚によって子供と離れ、子供に愛情を注いではいるがあまり会えていない。服は洗濯されているけれど、3年ほど着続けているもの。小奇麗にはしていても先の事は考えていないように見える…3年前に宣告されたんだな。死期が近いと。

運転手は頭部動脈瘤で、いつ死んでもおかしくない状態だと認める。シャーロックは続けた。しかし、この連続殺人は死期の迫った人間が最後の手土産と楽しんでいるものではない。自暴自棄ではなく愛が動機となった殺人。しかし、どうやって?運転手は、自分にはスポンサーがいると答えた。タクシー運転手の遺産など大したものではない。1人殺すごとに、大金が子供に与えられる。連続殺人事件を楽しむのは何もシャーロック・ホームズだけではない。他にもたくさん、そんな連中がいる…

ジョンはタクシーを捕まえ、レストレードに連絡を取りながらGPSで犯人とシャーロックを追いかけ、彼らのいる学校に辿り着くが、校舎は2つ並び立っていてどちらに彼らが入ったのか、ジョンには見当がつかなかった。シャーロックの名前を叫びながら、ジョンは2人を探して校内を走り回る。

おしゃべりは終わりだ。と運転手はシャーロックにどちらか1つのカプセル入り瓶を選ぶよう迫る。シャーロックは動じず、銃でいいと答えた。本当に?と問う運転手にシャーロックは余裕の微笑みで言った。「銃を」。運転手の構えていた銃はおもちゃのライターだった。本物かどうか見れば分かると笑うシャーロックはどちらの瓶も選ばないまま席を立ち部屋から出て行こうとする。そんなシャーロックに「どっちが正しい瓶か分かったのか?」と運転手は尋ねる。「あなたは自分が正しいことを証明せずにはいられない。自分が賢いと、命を賭けて証明しないのか?退屈しきっているあなたは、退屈を避けるためならどんなことだってする」。挑発されたシャーロックは憤然と運転手の下に戻り、1つの瓶を手に取ると運転手の声に誘われるようにシャーロックは瓶から取り出したカプセルを口元に運んでいった。「今、あなたは全く退屈していない、違うか?」

シャーロックの動きに合わせて運転手もカプセルを口元に持っていくが、シャーロックがそれを口に入れる寸前、一発の銃声が響いて運転手が倒れこむ。我に返ったシャーロックは銃弾が飛んできた窓を見るが、向い合せになった隣のビルの部屋には、誰の姿もなかった。左胸部を撃ち抜かれて床に横たわる運転手に、シャーロックは自分が選んだカプセルは正しかったのかと聞くが、運転手は答えない。焦れたシャーロックはカプセルを投げつけ、「スポンサーは誰なんだ」と運転手に詰め寄った。銃創に足をかけて問うシャーロックに、運転手は「モリアーティ」と叫んで絶命した。「モリアーティ」。シャーロックは声に出さずその名前を呟く。

シャーロックはオレンジのブランケットを肩にかけられ、救急車の後部ドアに座っていた。「なんで僕はブランケットをかけられるんだ」近づいたレストレードにシャーロックは不満をぶつける。「ショックを受けているからだ」「僕はショックなんか受けていない」「誰かが写真を撮りたいんだ」。運転手を撃った人物は分かったのか?とシャーロックが尋ねると、レストレードは全く手掛かりがないと答える。最も、運転手は恨まれていてもおかしくないと考えられるが。シャーロックは手掛かりならある、と言う。鑑識が取り出した銃弾は拳銃から発射されたもの。あの距離で命中させたことから射撃の名手、それもただ腕がいいだけでなく兵士だと言えるし、腕が震えてもいないので暴力に慣れている。シャーロックが本当に危険になるまで待ったことからモラルがある。軍歴があって鉄の意思を持った人物を探せばいい…。推理を話すシャーロックの視界に、パトカーの間でポツンと佇むジョンが映り、シャーロックは射手がジョンであることを瞬時に悟った。「僕はショック状態なんだ」と今の推理を全て忘れるようレストレードに言い、レストレードが引いてくれたのでシャーロックはジョンの下に足早に向かえた。

「良い腕だ」ドノヴァンに詳細を聞いたばかりだと誤魔化しかけたジョンに、シャーロックは自分が真相を知っていることを告げ、ジョンも自分が撃った事を認める。人を殺したばかりだが、ジョンはとても落ちついていた。和やかに言葉を交わしながら2人は事件現場を後にする。「君は本当にあのカプセルを飲むつもりだったのか?」「まさか。君が来るまでの時間稼ぎさ」「いや、違う。君はスリルを楽しんでいたんだ。自分が賢いと証明するために命を賭けた」「どうして僕がそんなことを?」「君がバカだからさ」

ベイカーストリートの端にある店で飲茶にしようと2人が同意した時、ジョンは自分を買収しようとした謎の男が車から降りて来たことに気づき、シャーロックに知らせる。シャーロックはその男性を見て、彼なら良く知っている、と言った。男性はいつもシャーロックのことを心配しているんだとシャーロックに告げる。同じ側に立っていると思った事はないのか?と。シャーロックがない、と言い切ると、その子供じみた行動が母親を怒らせると男は続ける。「僕が母さんを怒らせる?僕じゃない、マイクロフト」「ちょっと待ってくれ、母さんだって?誰の?」話が思わぬ方向に転がり、思わず口を挟んだジョンにシャーロックは「僕らの」と答え、「兄のマイクロフト」だと謎の男性を紹介する。犯罪組織の親玉だと思っていた男が兄だと聞かされ、ジョンは当惑する。マイクロフトは弟のシャーロックを本当に心配してジョンに探りを入れていたらしい。どちらも子供じみている…とジョンは脱力し、さっさと歩きだしたシャーロックを追う。並んで歩くシャーロックとジョンの後姿を見ながらマイクロフトは呟いた。「あの兵士は面白い。もしかしたらシャーロックを善人にするかもしれないし…もっと悪くなるかもしれない。いずれにせよ、監視レベルを3に上げよう」

「SHERLOCK(シャーロック)」最初のトレイラー

彼がモリアーティだと思ってしまった人は多いはず

他人・自分の命の重さがどこか狂っている2人

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